サクラエディタで HTML/CSS/JavaScript, Pythonを整形するマクロ
サクラエディタ で、HTML/CSS/JavaScript, Python を整形するお手軽マクロです。
他のエディタには整形機能があっていいな~と思っていたら、他力本願で簡単に拡張できたので紹介します。
サクラエディタ で、HTML を整形するマクロ
js-beautify をインストールしておきます。
Note
css や sccs も整形できる prettier の方がお得感がありますが、 html 整形は残念な出来栄えです。
> npm install -g js-beautify
以下のマクロを %UserProfile%\AppData\Roaming\sakura\HTML整形.mac
に保存します。
// HTML Beautifier (HTML)
SelectAll(0); // すべて選択
ExecCommand('html-beautify -s=2 -=4 -U=No "$F"', 131); // 外部コマンド実行
[ツール(T)]
[名前を指定してマクロ実行(E)]
から、HTML整形.mac
を指定して実行します。
サクラエディタ で、JavaScript/CSS/SCCS を整形するマクロ
prettier をインストールしておきます。
> npm install -g prettier
以下のマクロを %UserProfile%\AppData\Roaming\sakura\JavaScript整形.mac
に保存します。
// HTML Beautifier (HTML)
SelectAll(0); // すべて選択
ExecCommand('prettier --write "$F"', 131); // 外部コマンド実行
[ツール(T)]
[名前を指定してマクロ実行(E)]
から、HTML整形.mac
を指定して実行します。
サクラエディタ で、Python を整形するマクロ
同様に、autopep8 をインストールしておきます。
Note
autopep8 もいいけど、最近では black が流行りみたいです。
> pip install autopep8
以下のマクロを %UserProfile%\AppData\Roaming\sakura\Python整形.mac
に保存します。
// Automatically formats Python code
SelectAll(0); // すべて選択
ExecCommand('autopep8 --ignore E24 "$F"', 131); // 外部コマンド実行
[ツール(T)]
[名前を指定してマクロ実行(E)]
から、Python整形.mac
を指定して実行します。
今日のおまけ
最近は、黒い窓の替わりに ConEmu を使ってカラー表示するのがマイブームです。
フォントは BIZ UD ゴシック を使っています。
ちょっとした *nix コマンドは、busybox-w32 でも良いですが、
ezwinports に新しめのバイナリが揃っているのでお勧めです。
less は、こちらに新しいバイナリがあります。
Note
サクラエディタ では顕在化しませんが、Ricty Diminished font には
backquote のグリフ情報が誤っているという致命的問題があります。
Win10 では、BIZ UDGothic
や Noto Sans Mono CJK JP
をお勧めします。
GnuWin32 は、老舗ですが更新されていません。 ここにある less は悲しいぐらい使えないので注意が必要です。