MidiからABC楽譜に変換 (完成編)

Posted on 2015-02-07 , Tagged with Moe演奏

前回 作成した ABC 楽譜は 5 名で演奏するものでした。 toMoEgah は、Midi のコメントを用いていろいろな制御ができますので、 覚えておきましょう。

[挿入] [コメント]で、コメントを書き加えてみます。 コメントはどのトラックに書いても同じなので、先頭の Conductor トラックに書いてみましょう。

MIDI コメント 意味
\$I#1 リュート A トラック 1 の出力ファイル名に"リュート A"と名付ける
\$I#10 ドラムセット トラック 10 の出力ファイル名に"ドラムセット"と名付ける
\$I#11 コントラバス
\$I#12>1 1 トラックと合成
\$I#13>11 11 トラックと合成

コメントを追加

出力ファイルに楽器名を付けておくと、演奏する時に困らなくて済みます。

MoE ABC では 1 楽器で 2 トラック(同時 6 音まで)演奏できるので、合成すると楽器数を減らせます。 ただし、ボリュームやプログラムチェンジ等は両方のトラックに影響してしまうため、 酷いことになることもあります。

チャンネルのボリュームを調整

Volume や Expression をいじっても、ボリューム調整がうまくいかない場合は、 一括変換を使ってみましょう。 全ての音符を選択し、右クリックから"一括変換"を開きます。

全音符の一括選択

Verocity 値を上限(127)を超えないように+10~+20 します。

一括変換

MIDI が Domino で読み込めない

1 トラック内に複数のチャンネルが混合しています。読み込みを中止します。 と出て、Domino で読み込めないっていう場合は、ExSMF とかを使ってフォーマット変換をするとよいです。

うまく説明できたかなぁ。困ったことがあったらコメント残してくださいね。

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