MidiからABC楽譜に変換 (toMoEgah編)
前回 作成した format 0 の Midi ファイルを toMoEgah のアイコンにドラッグ&ドロップすると、 なにやら沢山ファイルが出てきます。
これが、MoE で演奏できる ABC ファイルですね。
仰げば尊し(1010.mid) を使ったなら、1010_A.abc から 1010_M.abc までの 5 つのファイルが出てきたはずです。
もえいろはで演奏
さっそく、公式のサポートツール MoeIroha で演奏してみましょう。 楽器と音色の組み合わせは、以下のとおりです。
楽譜 | 音色 | 楽器 |
---|---|---|
1010_A.abc | 25.Nylon Gt | リュート A |
1010_J.abc | 1.Piano | (ドラム) |
1010_K.abc | 33.Acoustic Bs | エレキ ベース |
1010_L.abc | 43.Cello | チェロ |
1010_M.abc | 33.Acoustic Bs | エレキ ベース |
ドラムの音が変ですね。 5 人集まらないと演奏できない楽譜ってのも、ちょっと不便です。
今回は、こういったところを直していきたいと思います。
toMoEgah 用音源定義ファイル
toMoEgah 用音源定義ファイル (ok_GSm_forMoeABC.xml) をダウンロードして Domino の Module っていうフォルダの中に保存します。
Dominio を起動し [ファイル] [環境設定] を開くと、[MIDI-OUT] の A,B ポートに、
GSm for MoeABC
が選択できるようになっているのでこれに変更します。
toMoEgah でドラム音を出す
toMoEgah は、ch10 をドラムトラックとして決めつけず、ドラム変換マップがある ch をドラムトラックと認識します。 [表示] [トラックセレクトペイン]を表示して、トラック 10 が表示できたら、 第一小節目(MIDI リセットより後が良いと思われる)を選び、 ドラム変換マップを挿入します。
[挿入] [テンプレート] で"toMoEgah Drum Pattern"を選択、 Step を 5 くらいに小さく変更してから、ドラム変換マップを挿入します。
これで ch10 が、ドラムパートとして認識できるはずです。 もう一度 MIDI の format0 として保存し、toMoEgah で変換、もえいろで演奏してみましょう。
今日はここまでかなぁ。。。